昨日は、来年2月に行く旅公演の下見のためにスタッフそろって愛媛まで下見に出かけた。
朝早くから新幹線に乗って、特急しおかぜに乗って、駅からタクシーに乗って、ちょっとした旅行気分。
年長者が一番はしゃいでいたので、そのはしゃぎっぷりを見て、冷静に振る舞っていたけど、内心同じくらいのはしゃぎっぷりだった。
瀬戸大橋の車窓を楽しんで、おいしい昼ご飯を食べて、仕事ながら旅行を満喫した。
日帰りだったけど・・・(泣)
その前に来週は東京公演だ。
まだ仕込み図出来上がっていないけど・・・
さらにその前に今週土曜日の公演の分の仕込み図を書かないといけないけど、頭が働かないんだよねえ・・・
今年の2月に閉館した劇場に入る機会があった。
あるべきものがない以外、およそ9ヶ月間眠っていたそこは、明日にでもまた新しい公演が行われるかのように、かつてのままの姿を留めている。
最後の公演が終わった後に、またいつか蘇るかも知れないとわずかな期待を残して置かれていた荷物を運び出しながら、今誰かがここをまた使おうと言えば、すぐにでも戻せるのにという思いで一杯だった。
次にここに人が大勢入る時は、もう取り壊される時だけだろう。
ずっとここで仕事をしてきた者として、最後に搬入口の扉を閉めた時にひとつの区切りを付けれたのかも知れない。
時間がないのが分かっていても、落ち着いて取り組めない事の方が多い。
追いつめられてようやく、重い腰を上げる・・・みたいな。
そう言えば、夏休みの宿題はいつも31日にしかやってなかった。
それでもちゃんと出来れば問題ないが、夏休みの宿題はいつも最後まで終わらず、白いままのドリルが残っていた。
小学校、中学校と過ごしてきたけど、一度たりとも夏休みの宿題を完全に成し遂げた事がない!胸を張って言える事ではないが。
そんな人間がこんな仕事をしてていいのかと思うが、小劇場にはそんな人が多いんじゃないかと、ある人に言われた。
脚本が上げるのが遅い人は、ちゃんと夏休みの宿題をやっていたのだろうか?
小学生の時との違いは、ちゃんとぎりぎりでも間に合わせる事が出来る事だ。
たとえ、昼間、現実逃避していても。
だから、今はちゃんと仕込み図は完成して家でテレビをみている。
明日(ってもう今日だけど)のために早く寝た方がいいんだけど。
今日(日付変わっているので昨日)で引き継ぎを終えて、明後日(日付変わっているので明日)からの公演の仕込み図に取り掛かろうと思っていたのに、本番終了後、またも飲み会に参加してしまった。
もつ鍋屋が続いていたので、今日はちゃんこ。
いい時間になったら帰って仕込み図を書こうと思っていたのに、気付ば1時を回って、結局最後まで。
ああっ、もう1日しか時間がない。
時間がないくせになにやってるんだか。
でもおなか空いていたんですよ。
先週からの公演は、無事初日も開いて落ち着いた。
さあ、次の準備。
今公演している分は、後半がダブっているので別の人に本番のオペレートを引き継ぐ。
今日は(日付変わっているので昨日)、公演終了後、水曜日からの仕込みの公演の稽古を見に行った。
え〜と、明後日の荷出しまでに仕込み図を書き上げないといけないんだよね。
明日(日付変わっているので今日)はまだ、引き継ぎの途中なので、行かないといけない訳で・・・
間に合うのか!
売れっ子ではないので、めったにこんなに重なる事がない。(本当はもっと売れっ子になりたいんだけど)
本当は自分で明かりを作った芝居は最後まで自分で本番もしたいんだけどなあ。
本番してる時こそが一番、楽しいのに・・・