大阪帰って来てようやくのお休み。まる1ヶ月以上ぶり。
ちょっとそろそろ季節外れっぽいけど、久しぶりに角屋のかき氷。
この夏、初で、多分この夏最後になるかなあ?
食べててやはりちょっと身体が冷えてきた。
何もないまま夏が去った感じ。
昨日、平日だけど千秋楽。本番後、バラシ。
平日なのでソワレで、終演後は時間いっぱいまでバラシ、残りは翌日の予定だったけど、照明はほとんどバレたので、今日はほとんど搬出のみ。飛行機の時間まで結構余裕が出来たけど、あんまり歩き回る元気もないので品川をブラブラした後、空港へ。
帰ってきた大阪は暑いかもと思っていたけど、結構涼しい。心地よい感じ。着いた時間がちょうどよかったのかも知れない。
昨日のバラシ後、次の日は9時からの作業なので、さっさと帰ろうと思っていたが、ちょっとだけ生ビールを飲みたい連中と1杯だけ飲んで、おなか空いていたので、この間食べておいしかったそばを食べて帰ろうという事になったが、1杯が2杯、2杯が3杯と、当然の結果に。仕事で汗かいた後のビールは格別だという事ですよ。
劇場のそばに大きな大学の構内の木々があるので、外に出ると蝉の声がよく聞こえる。
大阪の街はいつの間にかクマゼミに覆い尽くされたのでうるさいばかりだけど、こちらはまだアブラゼミとツクツクボウシが多い。
その声は懐かしい。
静かな町並みの中でその鳴き声に包まれると、時間の流れを忘れて1つ前に戻ったような錯覚に陥る。でも小さい頃は聞こえなかったミンミンゼミが混じるので、すぐに引き戻されてしまうが。
小さい頃はクマゼミが珍しかったのでよく追いかけたもんだけど、今じゃ振り切って逃げ出したくなるくらいに多い。気候の変化のせいだけど、そのうちここもクマゼミだらけになるんだろうか。
前回、今回泊まっているところは前々回の東京の宿と一緒って書いたけど、よくよく考えれば前々回の前だった。前々回の宿は気がつけば跡形もなく、白い壁の向こう。
この地に来るようになってからどんどん変わっていく様を見てきたが、行く先が明らかになってくると、それを目の当たりに見る頃には自分は果たしてここにたどり着けているのかが不安になる。いろんな意味で。
今はここにあるけど、この先、確実にここにあるかどうかは誰にも分からない。
そんな事が引っかかるようになったのは、やっぱりここ最近の出来事のせいだろう。
変わる必要性も大事だけど、変わらない事の意味も大きい。
先々週の公演終了後、先週は別の劇団の公演、ほんで今週は先々週の劇団の東京公演。
30日、先週の公演のバラシ、打ち上げで夜中に家に帰り、そのまま仮眠して始発に乗って東京へ移動。そのまま仕込み。東京着いたら台風来てて雨空、傘を機材と一緒に積んだトランクに入れていたので、傘なしでずぶ濡れで劇場入り。ついさっきまでバラシしていた気がする中での仕込み、若い頃は平気だったけど、もうそんな事が平気な歳ではないと実感。
仕込み2日目は昨日よりも疲れてて通し稽古中になんども意識を失いそうだった。
昨日はそれでも道具の立て込みの間の空いた時間に旅立ち前に届いたMac OS X 10.6 Snow Leopardをインストール。64ビットで起動するとその早さにうれしくて一瞬元気を取り戻せた。
今回の部屋は前々回と一緒。多分部屋も一緒だと思う。