仕込みも滞りなく終了、稽古も順調で19時にはホールを出て飲み会。
本番前なのに2件目まで堪能。
久しぶりにのんびりした現場になった。
月曜日からの仕込み前のつかの間の休息を感じる。こうなるとますます現実逃避したくて明日、(って言うかもう今日だけど)帰りたくない。
せっかくの観光地なんだからゆっくり楽しんでから帰りたいなあ・・・
久しぶりの旅公演。って言っても単発で1ヶ所だけど。でも回りが観光地なので楽しそう。
ほんで今回の部屋。
仕事で泊まるホテルでは久しぶりに綺麗な高そうなホテル。仕事的にも楽だし、ゆっくり楽しめそう。
・・・って!!言ってる場合じゃなく、今回の週末の公演終わりですぐに大阪に帰り、月曜日は別の公演の仕込みがあるんだけど、それがまだ台本が全部出来上がってなくて、稽古もちゃんと見てない。取りあえず、出来てる台本と演出の話だけで、仕込み図は書いてきたけど、それで間に合うはずもなく、積み込みの準備も人に任せている状態なので、月曜日の仕込みは無事に終わるはずもなく、なんとなく逃避行してきたような気分だ。モチベーション下がりっぱなし。
台本でき次第、演出からメールで届くはずだけど、まだ1枚もやって来ない。
このままここで逃避行し続けたい・・・
なんやかんや言っててもちゃんと次の季節が近づいてきて、朝夕、涼しいと感じる今日この頃、去り行く夏を惜しんでいたら、そういえば今年の夏はつくつくぼうしの声を聞いていないなあと思ったその日、久しぶりに実家近くへ仕事で出かけたら、普通に鳴いているつくつくぼうしの声を聞いてほっとした。
前にも最近聞いていないニイニイゼミの声をこの実家近くで聞いたので、大阪市内に住むようになって遠ざかっているこいつらの声も小さい頃と変わらず、ちょっと市内から離れればまだまだ耳に入ってくるので、大阪市内に住んでいる人は色々ソンをしているに違いない。
季節を感じるものが少ないとそれに気付かないまま大人になってそんな記憶が残せない。
都会は便利だけど、それより失っている事の方が多いから、いつか子育てする時は離れた方がいいかも知れない。
仕事には不便だけどね。
生駒山の麓で育ったので、山上遊園地の夏休みの間のナイター営業中だけ夜遅くまで点いているライトが消えると夏の終わりを感じていた。
今でも遠くに見ながら山上のライトが消えると夏が終わって淋しく思う。
今年の夏はちょっと前、久しぶりにナイター営業中に行ってみた。
山の上なので涼しく、綺麗な大阪平野の夜景も見れて、人も少なく寂しげな映画の中のような雰囲気を味わえておすすめ。
ほんで、子供の時以来の飛行塔にも乗ってみた。何十年ぶりかに。
もちろんその時はこんな夜じゃなかったので、見える風景は全然違うし随分前過ぎて覚えている事が少ないから感慨にひたることはないけど、今回は新しい夏の思い出として新たに刻まれたに違いない。
だからまた来年も行ってみたいと思った。
9月中は日曜日だけ8時までだけどナイター営業やってるんだけどね。