2003年8月27日

SET WEAR

HotHandGloves-Lg.jpg

以前紹介した舞台用グローブですが、日本から直接オーダー出来ませんでした。
日本の輸入代理店のファーストエンジニアリングで購入可能です。

今まで使っていた物はかなりくたびれたのでまた購入しました。

SET WEAR

Posted by seizi at 03:24 | commentsComments (0) | trackbackTrackBack (0) | top

2003年8月15日

利賀山房レポート

先週公演を行った富山県利賀村の利賀芸術公園・利賀山房のレポートです。

外見は茅葺きの古い農家そのもの。客のメインの入り口となる新しい建物と渡り廊下で繋がっています。

普段は常設で客席上のCLになる部分に4台だけFQが吊ってあります。

舞台上には吊り込み用に角材が梁に渡して固定してあり、そこへスポットを吊り込みます。
角材は大きめでハンガーが入るぎりぎりのサイズです。そのためそこそこ吊り込んでも大丈夫なようです。

回路は梁の付け根に固定してあり、舞台前に8回路、中ほどの上下に4回路ずつあります。

調光室は舞台横の上手にあり、ユニットもすぐそばなので常設回路が足りなくてもすぐに引けます。
常設回路からFケーブルで卓の下まで引いてあり、ブロック毎に束ねられています。
ユニットは36回路。卓は丸茂のPLAYNET36chです。

客席も建物に合わせて畳敷きになっています。

舞台から見た調光室。手前が照明でその隣が音響ブースです。調光室の奥に機材置き場があります。

好きな人にはたまらないなかなか味のある劇場です。
普段は使用していないのでやはり機材などはリストに書いてはあるが実際、モーがル不良やレンズが破損しているなど使えない機材も多くありました。
また、常設回路もコネクターのカバーが取れていたりユニットにつないでもつかなかったりするものもありました。
特に今回は初乗りだったので行かないと分からない不具合がありましたが、それを見越して使用する機材を考えていたので大きな問題ではありませんでした。
普段お目にかかれない劇場空間を味わえるので楽しめます。

Posted by seizi at 18:21 | commentsComments (0) | trackbackTrackBack (0) | top

2003年8月14日

「うめだ花月」が復活

Sankei Web「うめだ花月」が復活
うめだ花月は演芸場として1959年にオープン。吉本新喜劇の前身の「吉本ヴァラエティ」を生み、多くの芸人を輩出した。吉本興業が音楽や演劇などへ多角化を図る中で、2001年7月からは「よしもとrise−1シアター」と改称され、小劇団による演劇場に姿を変えた。 しかし吉本興業は今年1月、本業の「お笑い」強化へ方針転換。「うめだ花月」は寄席興行が中心となる。

また、ひとつ小劇場が減ったね。
これも前から耳にしていたけど実際そうなるとやはり残念。
うめだ花月の名が復活するのは大阪人としては嬉しいニュースなのだが事情が事情なので複雑な思いです。

Posted by seizi at 02:39 | commentsComments (0) | trackbackTrackBack (0) | top

2003年8月 2日

野外演劇

日記でも書いたが昨日見に行った南港ふれあい港館広場の公演の事。
ちょうど今日から始まる野外コンサートSummer Sonic2003のサウンドチェックの音がまる聞こえだった。
本番ではなかったのでその音は断続的だったため若干気になる程度だったが、本番が始まるとそれでは済まない状況になるであろう。
こちらの公演サイドの人間は誰もこんな近くでコンサートが行われる事を知らなかったそうだ。
場所の管理者も公演の企画者もまったく違うのでおそらく今回のように実際に舞台が立ち上がらないと知る術がないのが現状だ。
特に南港など至る所に公演が行われる可能性のある空間がある。
最悪の場合すぐ隣で公演が行われる可能性だって否定出来ない。どうみたってライブの音の方が勝っているので泣きを見るのは芝居の方だ。
野外演劇に騒音はつきものだがライブの音はそんな問題では済まされない。
こういう野外公演の場合、そういう状況を避けるための調整機関が必要である。
しかし、お互いの土俵が違うし、またお互い譲る義務はないし非常に難しい事ではあるが・・・
こういう公演を野外で行う場合は事前に届けを出すのだが、現状ではその時点で調整などは考えられていない。
今とは違った専門の機関があり、少なくともそこへ届けを出した時点で他の公演予定などが分かる状況になれば少しは回避出来るだろう。
もっと理想を言えば、その機関に公演予定をきちんと調整してほしい。どうしたって大きなスポンサーのついたコンサートなどの公演の方が有利なのだから・・・

Posted by seizi at 11:30 | commentsComments (0) | trackbackTrackBack (0) | top

2003年8月 1日

劇場文化をもっと人と街のなかへ

fringe 関経連の劇場文化研究会ワーキングチームが報告書発表、今秋から具体的なプロモーションへ(2003/8/1)

関経連の劇場文化研究会が大阪の劇場閉鎖問題が深刻化した2002年6月に設置したワーキングチームの報告書だそうです。
観客層の偏在、公演日数の限定、人気タレント志向による演目の限定など関西の劇場文化の現状を分析し「劇場文化をもっと人と街のなかへ」を目指した提言を行っています。

>>続きを読む?


Posted by seizi at 12:46 | commentsComments (0) | trackbackTrackBack (0) | top
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