スモークマシン、コンセプトの炭酸ボンベ充填用に倉庫にいつも30kのボンベを置いているが、それがなくなってきたので充填してもらいにいつもお世話になっている所へ出かけた。
最近はずっと他の人に頼んでいたので、行くのは随分久しぶりだった。
ここにはうちがお世話になり始めた頃からずっと一人のおじさんがいて、結構高齢の方だったので、行くたびにもう定年で居てないだろうと思いながら行くけど、いつもまだ残っておられたが、流石に今回はもう姿は見えなかった。
最後に私が行った時にはまだ居たのでここ最近の事だろう。
30kのボンベは本体だけでも48kqの重さで満タンに充填すると+30kで80k近い重さになる。
その重さになると流石に一人1本転がすのが精一杯(若い子はそれさえもうまく出来ない)。
しかしこのおじさんは見た目は普通のおじさん(多分、孫もいてはるおじいさん)だったけど、そのボンベを一人で2本転がしてくる。どう見ても力なさそうなのにその姿は流石職人だと思った。
なんとかマネして試そうとしたけど、どうしても出来ない。おじさんは力じゃなくてコツがあると言っていたけど、未だそのコツさえ分からない。
このおじさんや、うちの親父(パンの職人)を見ると、職人ってすごいなあって思う。
職人と呼ばれるようになりたいと思い続けているけど、全てにおいて未だその域には達していない自分がなんだか情けない。
普段、いっぱしに仕事こなしていると思い込んでいるけど、本物の職人を見ると、まだまだ若造だと痛感。
いつかもっとうまく仕事が出来るようになるんだろうか・・・
ふ〜〜ん
良いお話だねえ・・
しみじみしちゃった
2本転がすとこ 見たいと思いました
日本の基礎は こんな職人さんたちに 支えられたんだよねえ
Posted by: kagishippo at 2006年8月 2日 23:33日本の基礎を支える職人になれたらいいなあと思いますが、舞台の裏方なんてたかが知れてるので、基礎どころかつっかえにもなってないですね。がんばってつっかえぐらいにはなりたい。
Posted by: seizi at 2006年8月 3日 13:44