長く会社にいると部下となる人も増えてその連中と現場へ出る訳だけど、最近それが苦痛に感じるようになりました。
舞台の裏方というのは短期間で仕込み(設営)を行うので個人の技術の差というのがはっきり出ます。
仕事を初めて2〜3年の間はあまり差がありませんが、その先ははっきり言って努力しないと上へ行く事が出来ません。
行く先は誰も用意してくれないので向上心を持って努力しない限り、その場で留まってしまいます。
給料を貰うために言われた仕事をこなすだけではだめなのです。
けれど多くの人は多分、給料を貰うためだけで働いているのではないかと思うほど向上心を見せません。
それが自分の会社の社員なのでよけいに呆れてしまい、いい加減一緒に仕事をしたくないと思うように成った訳です。
多分、熱心な学生の方が技術が未熟でも仕事がしやすいと思います。
給料を貰うための仕事なんだけど仕事と思ってしまうと先へ進めなくなるちょっと変わった分野です。
いろいろな経験年数の社員がいますが、実際みんな同じ所に留まってしまっています。
それでも給料が貰えるのでそこで満足しているからかも知れませんが・・・
入社試験を受ける人でもこの仕事に対する熱心さを感じる事はありません。なぜこんな仕事を希望するのか分からない人が多いです。
今日は新規採用の入社試験日。今年も面接を担当しますが、はたしてどんな人がどんな熱意を語ってくれるでしょうか?