週末に應典院で行う公演の照明デザインに取り込み中。
予算を確認して人件費、機材費を計算してどれくらいの仕込みにしようかまとめているところです。
その度、つくづく思うのが照明機材費について。
うちはまあ、自社機材があるのであんまり真剣に考えた事はないのだが、普段、うちに借りに来る人は機材の値段についてどう思っているのであろうか?
高い?安い?
安くはないのであろう。毎回、色々予算があんまりないんでなんとかこれくらいにして下さいとお願いされる事が多々ある。
機材のレンタルにはもちろん定価があって、そこからお得意さんにたいしての値引きした値段があるのだが、さらに頼まれるとそこから値引きする事がある。
学生劇団などからたまに機材の値段を聞きに来る事があるが、たいてい最初の金額をいうと表情が固まって険しい顔なる。
ある有名な大手のレンタル会社がうちに機材を借りに来る事があるが、その会社のパンフレットを偶然見たら、スポット1台がとんでもない値段になっていた。
でも多分、うちへ引き取りに来たりする人件費や運搬費などを考えたらあれくらいにしないと成りたたないのであろう。
例えばうちではパーライト1台2000円(定価)、ソースフォー3000円(定価)なのだが、これがいくらくらいなら妥当だと思えるのであろうか?
もちろん取引先の業者の方はこれよりも安いお得意さん価格になっているが、普通に小劇場で公演する劇団の方から見たらどれくらいなら借りたい、もしくは楽に借りれると思えるのであろう?
最近の機材の動きを見ても不景気なせいもあり、ここ数年より貸し出す量が減ってきている。
そのくせ、機材は高くて借りれないという話も耳に入る。
それでちょっと考えたのが例えばパック料金みたいな小劇場向けセットで料金を設定すればもう少し、機材をうまく動かせるのではないだろうかという事である。
値段自体は下げれないがそんなお得なセット価格みたいなものがあってもいいんじゃないの。
吉野家の牛丼も安くなって大助かりだしね。
その値段の妥当な金額ちゅうもんを色々検討してみたいのでよかったらコメント下さい。