PHOTO-charaにもUPした駅のベンチ。
ちょっと前に仕事で久しぶりにずっと住んでいた街近くに行った時の事。
久しぶりに降りた駅はその様を変えつつあった。線路の高架工事で駅を移転するらしい。
実はこの駅の1つ向こうが育った街だけど、高校の時に付き合っていた女の子がこの駅の街に住んでいて、学校の帰り、自分の駅では降りず、この駅まで一緒に来てこの駅のベンチで話し込んだりしていたのだ。
純情そのものだった高校時代。(今とはえらい違いだ。)
ここでたわいのない話を何時間もしていた。それだけでも十分に楽しかった。
卒業して以来、一度も会っていないけど、どうしているんだろう?
たまに仕事でここへ来るけど、偶然出会うドラマはない。
もう、ここに住んではいないのかも知れない。
彼女は無くなりつつあるこのベンチの事を覚えているんだろうか?
同じように思い出してくれているのだろうか?
記憶だけでしか残せないものがまた1つ増えていく・・・
Posted by seizi at 2005年9月 7日 01:04 | TrackBack (0) | [EDIT]