いいなと思って写真に撮ってみても、決して意図したものにならない私ですが、デジカメやらカメラ付き携帯やらに慣れ親しんでいる世代と、一家に一台、親父しか触ってはいけないカメラ様の時代を幼年期に過ごした我々の世代とは、写真を撮るという行為に対する意識は違うんだろうなとちょっと思いました。
子供の頃と言えば、学研の科学の付録のピンホールカメラや日光写真しか触っていなかったので、写るだけで大騒ぎ。
親父の撮る写真は家族の記念撮影のみ。
たまに一枚撮らせてもらっても風景なんて撮ろうものならフィルムがもったいないとしかられたもんです。
おそらくカメラは記録する道具に過ぎないと無意識に教え込まれていたように感じます。
元々デジカメを買ったのも仕事の記録用としてだし、コンタックスG1を買ったのはツールオタクとしての物欲に他ならず、それで写真を撮ることはあまり考えていませんでしたし。
HPを立ち上げてからは彩りをよくしようとちょとだけデジカメ写真をUPするようになって、去年、Blog始めてから回りに感化されて面白いなと思い始めて、ようやく色々な写真を撮るようになって、それでもまだ子供の頃の受け止め方を引きずって写真を撮る行為にちょっと身構えている次第です。
そう、写真を撮る行為に気負いというか、なんか特別な意識があるみたいです。
それがカメラに慣れ親しんだ世代とは違う部分なんでしょう。
舞台できれいな夕焼けを作るために夕日の写真ばかり撮り集めることから始まって、ここに来てなんか転機を迎えたような気がします。
決断力に乏しい性格が災いしてシャッターチャンスを逃がさないどころかシャッターチャンスすら分からない私ですが、お気に入りの写真をたくさん作りたいと思う今日この頃です。
Posted by seizi at 2004年1月15日 14:24 | TrackBack (0) | [EDIT]こんばんわ。
日光写真、懐かしいです。子供雑誌の付録でアニメの主人公とか焼いた覚えもあります。
私もデジカメは仕事の記録用に買ったのですが、いつの間にか遊び専用になってました。
お気に入りの写真、たくさん撮れるといいですね!
ありがとうございます。
あんまり意識せずスマートに写真を撮ることが出来るようになればと・・・(笑)
いろんなものを撮りまくります!
Posted by: seizi at 2004年1月16日 21:04