12月15日から地下鉄谷町線に女性専用車両が登場するらしい。
最近、どこでも女性専用車両があるので「あれっまだだったの?」と言う感じだが、その車両の場所が3両目だという事にいさかか疑問を感じる。
その3両目は現場へ行く時に降りる谷町9丁目駅のちょうど改札の真ん前になる。
なので降りてすぐに改札へ出やすい3両目にはもう乗れないという事なのだ。
また改札前なので谷町9丁目で乗る人にとって、例えば出発間際の駆け込みの時、不本意ながら女性専用車両に乗ってしまう恐れがある。
前に一度不本意な恥ずかしい経験をした事があった。
とあるJR線で初めて乗車した駅で、階段を降りた時たまたま止まっていた電車に駆け込んでみたらそこが女性専用車両だった。
気づいた時の周りの冷たい視線・・・というか背中越しに感じる批判に慌ててとなりの車両へ逃げるように移って「そんなつもりじゃなかったんです。不可抗力です!」と誰に言うでもない言い訳を心の中で繰り返したという恥ずかしい経験だった。
女性専用車両を否定する訳ではないが、もう少しその場所を考慮してほしい。
まるで人を陥れる罠のような配置の仕方はないでしょ?
悪いのは痴漢を行う男なのだが、それでも優遇しすぎなんじゃないかなと思う。
違う意味での差別ではないか。
逆を言えば満員電車の中の過度の香水の匂いは、苦手な人にとってはとてつもない暴力と化しているのだが、それから逃げる術はない。
香水というより芳香剤をそのまま頭から浴びたような「そこまでして隠さなければならない身体的な問題があるのか!」とつっこみたくなるおばさんにために出くわす事があるが、その存在は私にとっては堪え難い苦痛である。
痴漢の苦しみから女性を救う事はとても大事な事だけど、別の苦しみから私を救う事も見過ごせない事ですよ。
そんなおばさんがみんな女性専用車両に乗ってくれればいいんだけど、そんな人に限って何かを求めているのか男性の多い車両を目指してくる。
・・・かと言って男性専用車両がほしいと言う訳ではない。
・・・そんなの出来たって乗りたくないし。
Posted by seizi at 2003年12月 3日 23:44 | TrackBack (0) | [EDIT]女性専用車両、女性の立場からすると乗りやすくていいですよ。
朝のラッシュ時、コーヒー臭いおじさんや、無理矢理日経新聞読んでるおじさんに出くわすことを思えば、天国のような快適さ!
でも、根本的な解決じゃないですよね。
乗る人全てが、もうちょっと、周囲を気にしてマナーを守ればいいんですけど。
シルバーシートなんかも、本当は必要ないくらいの社会になればいいんですけどね。
少しずつみんなが気を使えばもう少しいい環境になるんでしょうね。
・・・でも鼻につく香水だけは本当に勘弁してほしいです。
香水って、化粧と同じで、「さあこれから仕事やぞ!」と気合入れるための小道具なんです、女にとっては。
女は美しく装うことで心を武装するという話を聞いたことがあります。
でも、確かに適量というのがありますよね。
普通の香水の匂いは大丈夫なんですけどね。
・・・というより心地よい香水の匂いは大好きです。
クラッと来ます。
明らかにムッとするような芳香剤のような匂いの人って本人は気づいていないんでしょうか?
・・・周りの人は止めないんでしょうか?
男性をひとくくりに、痴漢の犯罪予備軍と位置づけ、隔離政策を採ることについて、日々不愉快な思いをしています。鉄道各社には、利用者の利便性を勘案し、改善策を講じてほしいと思います。誰でも区別・禁止されて楽しい思いをする人はいないのでは?たとえば50歳以上の女性は痴漢にあいにくいので、女性専用車両に乗れないとしたら、当事者は不愉快なはずです。
Posted by: yosh at 2004年1月14日 00:06男性をひとくくりに、痴漢の犯罪予備軍と位置づけ、隔離政策を採ることについて、日々不愉快な思いをしています。鉄道各社には、利用者の利便性を勘案し、改善策を講じてほしいと思います。誰でも区別・禁止されて楽しい思いをする人はいないのでは?たとえば50歳以上の女性は痴漢にあいにくいので、女性専用車両に乗れないとしたら、当事者は不愉快なはずです。
Posted by: yosh at 2004年1月14日 00:06